大阪大学戦

兵庫県立大学(TRAILBLAZERS) VS 大阪大学(TRIDENTS)

勝利すれば2部リーグ残留が決定する重要な試合。対戦校は去年の最終戦で敗北した因縁の相手、大阪大学。勝利を掴みTRAILBLAZERS史上最強のチームとなることができるのか。
目標の2部定着へ。いざキックオフ!

第1Q。県大K#14伊澤伸哉(4回生)のキックオフにより試合開始。阪大Rt#22がリターンし、これより阪大の攻撃。阪大陣32ydより1stdown。阪大のショートパスにLB#44金沢流星(4回生)が素早く反応してタックルしその後のランアフターを許さない。2nddownではLB#44金沢のタックルの衝撃により阪大のファンブルを誘発。転がるフリーボールをDL#73平井基志(3回生)が抑えたため攻守交代。第1Q残り11:15。
県大が試合開始早々に攻撃権を奪い、阪大陣42ydより1stdown。QB#11エインズリー城マイケル(3回生)からWR#2﨑田圭亮(3回生)へのパスが失敗するも、2nddownではRB#44金沢が中央に切り込むランで8ydsゲインし、フレッシュ獲得まで残り僅か。しかし3rddownでのQB#11エインズリーからWR#2﨑田へのパスに阪大DB#22が素早く反応し、インターセプトされてしまう。これにより攻守交代。第1Q残り10:11。
これより阪大の攻撃。阪大陣46ydより1stdown。阪大のランプレーをDL#79村垣文斗(4回生)、DB#14伊澤が外側から迫りタックル。阪大のトスプレーに県大惑わされることなくフレッシュを許さない。4thdownでパントを選択させ、攻守交代。第1Q残り8:55。
これより県大の攻撃。県大陣6ydより1stdown。RB#44金沢が迫る阪大ディフェンスをかわしながら走り抜け17ydsのロングゲイン。県大陣23ydより1stdown。その後OL#55山下大晴(3回生)、OL#75真那子和志(3回生)らにより空いたホールをRB#44金沢が力強く前進する場面も見られたが、スナップミスやハンドオフミスといった小さなミスが続き、悔しくもフレッシュ獲得ならず。4thdownではK#11エインズリーがパントを選択し攻守交代。第1Q残り5:53。
これより阪大の攻撃。阪大陣40ydより1stdown。ランプレーを中心に前進しようとする阪大オフェンス。しかしLB#91加藤遼祐(4回生)が瞬時にキャリアに反応してタックルで仕留めフレッシュを阻止。3rddownではLB#44金沢が追撃しながらタックルしサイドラインへ押し出すも被フレッシュ。県大陣44ydより1stdown。進行方向を変えようとカットを踏むキャリアの足元をLB#44金沢が捕らえ、さらにLB#21島袋晃栄(1回生)が背後からタックルし3ydsゲインに抑える。2nddownでは阪大DLのプレーサイドと逆方向に展開するランプレーにより、ホールは大きく空いてしまったがDB#14伊澤が瞬時に反応しキャリアの死角から勢いよくタックル。3rddownではLB#44金沢がキャリアの足を必死に掴み、ゲインを阻止しようとするも被フレッシュ。続くプレーでもDL#79村垣、LB#44金沢、DB#2﨑田のナイスタックルが見られるも、阪大のランプレーに苦しみ立て続けに被フレッシュ。ここで第1Q終了。

第2Q。ゴール前3ydまで迫る阪大を食い止めることができるのか。阪大陣3ydより阪大の攻撃。阪大のランプレーに県大ディフェンス瞬時に反応するも阪大OLのブロックに阻止され、キャリアを抑えこめずタッチダウンを許してしまう。その後の追加点を狙ったキックも成功し先制点を決められてしまう。得点は0-7。前半残り11:51。
阪大K#32のキックにより試合再開。Rt#17森大樹(4回生)が阪大のカバーチームをかわしながら18ydまでリターンするも、県大に相手の選手を掴んだときに課せられるホールディングの反則があり、ゴールまでの半分の距離を罰退。
これより県大の攻撃。県大陣9ydより1stdown。RB#17森はカットバックを踏みながら追撃する阪大ディフェンスを次々にかわし、WR#2﨑田、WR#16喜田俊太郎 (1回生)のリードブロックに守られながら37ydsのロングゲイン。この勢いに乗り前進したい県大オフェンス。県大陣46ydより1stdown。QB#13前田兼伸(3回生)がパスを投げようとするも県大WRらマークされターゲットが見つからず、QB自らのランへプレー変更。しかし阪大ディフェンスの集まりが早く1ydロスしてしまう。続くプレーではQB#11エインズリーからWR#2﨑田へのパス、RB#17森のランによりフレッシュ獲得。阪大陣43ydより1stdown。スナップミスにより後退するも2nddownではQB#13前田からRB#17森へボールを渡したと見せかけて自らボールを保持するプレーで7ydsゲイン。3rddownではQB#11エインズリーからWR#32久保晶裕(4回生)へのパスが成功するも思うようにゲインできず、4thdownではパントを選択。K#11エインズリーが蹴ったボールを県大カバーチームがキャッチしたかと思われたが、ボールは手からこぼれ落ち、惜しくもキャッチならず。パントはゴールラインを超えるタッチバック扱いとなり、攻守交代。前半残り7:02。
これより阪大の攻撃。先程のパントがタッチバックであったため、自動的に阪大陣20ydから1stdown。LB#3坂野嘉則(4回生)の足元を狙ったタックルで4ydsロスさせる。その後もLB#44金沢の低いタックル、DB#30領家史顕(4回生)の素早い反応でフレッシュ獲得を阻止。4thdownではパントへ持ち込み攻守交代。前半残り4:46。
これより県大の攻撃。県大陣46ydより1stdown。WR#2﨑田がスナップする前に逆サイドへ走り出しQB#11エインズリーから渡されたボールを持ちランを試みるも阪大ディフェンスを翻弄することができずロングゲインならず。続くプレーではRB#17森のランにより7yds前進するもフレッシュ獲得には至らず、4thdownではパントを選択し攻守交代。前半残り2:38。
これより阪大の攻撃。再び県大のパントがタッチバックとなったため、阪大陣20ydより1stdown。阪大のランにLB#44金沢が素早く反応し執念のタックルで1ydゲインに抑える。その後、阪大QB#11のランではLB#3坂野がタックルし確実に仕留め、フレッシュ獲得を阻止。4thdownではパントを選択させ、攻守交代。前半残り1:00。
これより県大の攻撃。阪大のパントはサイドラインを超えてアウトオブバンズとなったため、県大陣30ydから1stdown。QB#11エインズリーのQBキープ、RB#17森のラン
によりフレッシュ獲得。その後もRB#17森のランで前進を試みるも阪大のタックルにより足元を捕らえられノーゲイン。QB#11エインズリーが自らのランプレーで4yds進める。2nddown、3rddownではRB#17森が相手のタックルを交わしながら11ydsゲインしフレッシュ獲得。県大陣45ydより1stdown。パス失敗し、第2Q終了。

第3Q。先制点を決められたものの反撃のチャンスを掴みたい後半。阪大K#32のキックオフにより試合再開。Rt#17森が5ydsリターンし、これより県大の攻撃。県大陣22ydより1stdown。RB#44金沢のプレーサイドとは逆方向に走るプレーや、QB#13前田が自らのランで阪大ディフェンスを翻弄する場面もあったが、大きくゲインできず4thdownではパントを選択。これにより攻守交代。第3Q残り10:07。
これより阪大の攻撃。阪大陣36ydより1stdown。阪大のオプションにDB#45益田陽斗(4回生)は素早く反応しナイスタックル。完全に足元を捕らえ、5ydsロスさせる。その後フレッシュを許すも、LB#21島袋の真正面からのタックルで確実にキャリアを仕留め、さらにその後のプレーでは県大OLが耐え忍んでいる間にLB#44金沢がホールをすり抜け、キャリアを押し倒すようにタックル。続く3rddown、DB#30領家のマークする相手を絞ってパスを阻止するマンツーマンディフェンスは持ち前の瞬発力でターゲットよりも早くボールに反応しパスカット。フレッシュ獲得を阻止し、4thdownではパントを選択させる。これにより攻守交代。第3Q残り6:57。
これより県大の攻撃。県大陣17ydより1stdown。県大はランプレー、パスプレーを立て続けに成功させフレッシュを重ねる。しかし続くプレーではスナップミスにより大きく後退してしまいQB#11エインズリー自らのラン、QB#11エインズリーからWR#2﨑田へのパスにより23yds挽回するもフレッシュ獲得には至らず、4thdownではK#11エインズリーがパントを選択し攻守交代。第3Q残り2:11。
これより阪大の攻撃。県大陣31ydより1stdown。阪大OLのブロックをかわしながら進んだLB#44金沢が、パスを試みようと後ろへ下がった阪大QBをタックルしQBサック!しかし、その後県大にパスをキャッチしようとする選手への妨害に課されるパスインターフェアの反則が発生したため、反則地点の県大陣22ydより阪大のプレー再開。阪大のランプレーに県大ディフェンス翻弄され、なす術もなく一瞬でエンドゾーンへボールを運ばれてしまいタッチダウン。その後の追加点を狙ったキックも成功し、得点は0-14。第3Q残り0:30。
阪大K#32のキックにより試合再開。Rt#17森が10ydsリターンし、これより県大の攻撃。県大陣11ydより1stdown。RB#44金沢のランではカットを踏みながら前進し、阪大ディフェンスのタックルを次々に受けるも倒れることなく突き進み11yds獲得する。フレッシュを獲得し、ここで第3Q終了。

第4Q。これより県大の攻撃。県大陣22yd より1stdown。RB#44金沢のランでは体を回転させながら阪大のタックルを上手くかわし7ydsゲイン。県大ランプレーにより勢いづいたように思われたがQB#11エインズリーからのロングパスを、WR#32久保をマークしていた阪大DB#22にインターセプトされ、県大攻撃権を失ってしまう。これにより攻守交代。試合終了まで残り11:09。
これより阪大の攻撃。県大陣47ydより1stdown。阪大のランプレーで県大ディフェンス瞬時にキャリアを見極めタックルし後退させたかと思われたが、キャリアを捕らえきれず前進を許してしまう。その後DB#45益田、LB#21島袋のナイスタックルによりパスキャッチ後のランを阻止。ゲインを最小限に抑えたが、ここで県大にパスをキャッチしようとする選手への妨害に課されるパスインターフェアの反則が発生したため悔しくも被フレッシュ。県大陣26ydより1stdown。DB#32久保のナイスタックルによりなんとかフレッシュを阻止。阪大が着々とエンドゾーンに近づく中、阪大QB#17が投げたボールを、パスを警戒していたDB#30領家がすかさずキャッチしインターセプト!県大のナイスプレーにより攻守交代。試合終了まで残り8:15。
これより県大の攻撃。県大陣10ydより1stdown。QB#11エインズリーからのトスを上手くキャッチできずボールを落としてしまうがRB#17森は転がるボールを拾い、そのまま走ろうとするもバランスを崩してしまいゲインできず。その後QB#11エインズリーからWR#2﨑田へのパスが通るも、フレッシュ獲得には至らずパントへ。これにより攻守交代。試合終了まで残り5:59。
これより阪大の攻撃。阪大陣41ydより1stdown。阪大はランプレーを中心に前進を試みる。県大ディフェンスはキャリアを見極め捕らえたもののすり抜けてしまい、タックルし損ねたかと思われたが、瞬時にDB#45益田が勢いよく横からタックル。続くプレーでもDB#14伊澤、DB#32久保のナイスタックルやCB#30領家のパスディフェンスの場面もあったが、阪大オフェンスの勢いを抑えることができず立て続けに被フレッシュ。しかし県大追加点は許さず、ここで試合終了。

結果は以下の通りです。
県大  阪大
0 ― 0
0 ― 7
0 ― 7
0 ― 0

0 ― 14

《MVP》
〈ラン〉走って獲得したヤード
1位 RB#17 森 大樹(4回生) 70yds
2位 RB#44 金沢 流星(4回生) 55yds

〈パス〉パスをキャッチし獲得したヤード
1位 WR#2 﨑田 圭亮 (3回生) 36yds
2位 WR#32 久保 晶裕(4回生) 9yds

〈タックル〉タックルにより相手の攻撃を止めた回数
1位 LB#44 金沢 流星(4回生) 14回
2位 DB#45 益田 陽斗(4回生) 12回

本戦は強豪相手に奮闘したものの惜しくも敗北に終わりました。しかしまだ2部定着という目標を達成させるチャンスは残っています。気持ちを切り替え、再びチーム一丸となって戦い抜きます。

次節案内
日程  : 2021年12月18日(土)
会場  : EXPO FLASH FIELD
時間  : 11:00 KICKOFF
対戦校 : 未定

今回も多忙の中、多くの方々に会場に足を運んでいただき誠にありがとうございました。皆様のご声援が私たちの力となっていることを日々感じています。4回生は次戦をもちまして引退です。次戦は無料試合であるため、是非足を運んでいただきたいです。本試合での反省を生かし、約1ヶ月後の試合に向けて日々精進して参ります。そして、必ず勝利し、目標である2部定着を果たします。
今後とも応援をよろしくお願いいたします。

文責 是清 優里

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